もう猫とメロンパンさえあれば生きてける勢い(≧ω≦)b そんなテンションで更新しとります´ω`)ノ

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「されどそいつは生きる!!」

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とりあえず、俺は空を飛んでいる。
学生バックの妹の落書きによって描かれた「本田 鳩(ほんだ きゅう)+ハトの絵付き」が
異様にでっかく見える。バックに名前って俺はどっかの小学生か!
俺が空を飛ぶきっかけができたのは登校中の出来事だった。

「キュータロー!!いくぞ!」
「コラ!なんか、どっかのおばけみたいな名前つけんな」
「んじゃハト」
「俺は鳥類じゃない!!」
こいつにはついていけないバカ丸出しの谷口(たにくち)こういう名前のやつはほとんどそうだ。もちろん、こいつは男だ。恋愛対象外だ。
「お前、昨日すげかったな。ゲキワロスwww」
「あんなのいつものことだ」
「んじゃ、今日もか?」
「ああ、感覚的にあと3秒ぐらいか?」
2秒
1秒
「危な~い!」
キキー!!ガッシャーン!
後ろから来た自転車に追突された。見知らぬ人よ。これはあなたのせいではない。私のせいです。





ブログでお小遣い 無料サンプルも 制服には思いっきり自転車の跡。ぶつかって壊れてしまった自転車を直してあげて、しきりに謝る女子高生を見送った。別にフラグをたてるつもりもない。
「お前、本当運悪いなwwwそのうち、アパートにシスター引っかかるんじゃね?」
「悪いが俺は自宅から登校してる。運が悪いのは生まれつきだ」
俺はどういう訳か運が悪い。幼稚園の運動会の時に一位でゴール直前にこけたり、
小学校で上靴買ったら大きさが左右おかしかったり。
その分、代謝がいいというか、無敵というか、なんか体がおかしい。
死んでも死にきれない?超回復?とにかく、自分の体の力はまだ未数値だ。
このことはまだ数人にしか言っていない。
「お前は乳酸菌が多いから傷の治りが早いんだな」
なんか言ってるが無視しよう。それが空気をよむというものだろう。

「交差点ってさ信号の待ち時間が違うときってあるじゃん。あれって統一してくれねぇかな」
そんなことしたら国道が渋滞するだろ。車もないのに信号が青って悲しいだろなんか。
「いっそのこと、はしご作ればいいのに」
みなさん、こいつが言ってるのは歩道橋のことです。脚立ではありません。
「青のりだ!いくぞ!ハトさぶろう!」
また、よく分からんことを口走って...
「おい、そんな走ん...うを!?」
すげー衝撃が俺の右側から襲ってきた。おもいっきり大型(工業用)クレーン車に飛ばされた。正確にいえばぶつかっただが...。
そして現在に至る。
「俺、なんか悪いことしたか?」
そう思ったのは思いっきり地面に叩き付けられ、三台目の車にひかれた後、テレビの前のお父さん風に寝転んでるときだった。

「まさにお○きゅーになるとこだったね」
「とうとう伏字がでたか」
病院にいる俺。付き添いの谷口(おまけ)。
こいつ、笑いながら救急車呼びやがった。どんな性癖なんだよ。
「まさかのフライトだったな。地球は丸かったか?」
「お前の脳は丸くて、ツルツルだろうよ!」
二歳児並だと言いたいがこいつは一応まじめクラスの一人だ。変人ほど頭がいいのか?
「はわわわ!ハトく~ん」
「わ!落ち着け!桜!服は脱がさなくていいから!!」
宮家 桜(みやけ さくら)同級生。
なぜか、俺に引っ付いてくる奴。多分、以前助けてやった恩返すとか何とかいいだすんじゃないか?
「心配したんだよぉ!!事故にあったって聞いたから」
今月で24回目ですそれ聞いたの。何かデジャヴ。
「もう、血がドヴァドヴァでしたぜ!」
「はわわわ!」
「谷口、嘘は程々にしろ。桜は嘘をつくという行為を知らないんだ」
「へぇへぇ。お代官様」
何ニヤニヤしている。しかも何か古い。
同時に俺の担当医が入ってきた。
「おう。ハト死んでるか?」
「残念ながら生きてますよ」
お前、マジでその笑顔やめろ。冗談に見えない。
「もうあれだな。六ヶ所の関節が脱臼、脊髄裂傷及びねじ切れ...」
「日村先生!」
桜がこのベットを使うべきだな。顔色がまずい。
「単なる打撲ってとこだ」
「冗談も程々にして下さい」
「つい、いじめたくなってな」
まさかそっちの気が...BLは勘弁を
「うぅぅ...おめでとう。もう、婿(A)がいたなんて」
「安心しろ谷口。婿(B)をきっと幸せにする!!」
「俺を無視して話進めるなぁ!!桜も何か言ってやれよ!」
「え...あ...」
「Er ist nicht die Strecke, die ich verstehen kann」
「急にドイツ語話すのはやめて下さい。焦ってるのがバレバレです」
「C'est inutile ?」
「フランス語でも駄目」
「おーのー」
「そこ日本語!?」

キーンコーンカコーン

「なんか風呂場っぽい音したな。ここ本当に病院?」
「気のせいだ」
あいつらが学校にかえっていった後、日村と二人だけになった。
「んで、覚悟はできたか?」
何を?
「結婚」
「冗談じゃねえやぃ。結婚する気なんてねえよ」
いつもどおりに冗談に答える。多分、楽しいのかもしれない。
「実験のことだろどうせ」
日村はペン回しをしながら正解でもいうようにコーヒーを飲んだ。
「なあに、簡単なことだ。普通に生活してる中で+αされたもんだと考えてくれ」
ごそごそとゴキブリが出てきそうな机からテストの封筒のようなものを取り出した。
「これに書いてある課題をやってみて、レポートを書け。一言でもいいからな」
悪魔でも先生方式かよ。まあ、しかたないか。
少し見てみた。
[課題1]交通量が最も多い道路の信号無視で横断
[課題2]学校の屋上からの飛び下り

バン!
「気に入ったか?」
「あんたは殺す気ですか?」
気に入るはずない課題に対して「気に入ったか?」と聞くことに対してつっこみたいが今は流しておく。
「いろいろ試してみるべきだろ。ぼくはしにましぇーんとかいってトラックの前に出たり...」
大きく手を広げてあの有名な場面を再現。
「どこのドラマを参考にしてるんですか!?」
対象者のみにもなってみろよ。痛いし心も痛いんだよ!!
「課題3は面白いと思うがな」
?課題3そういえば見てなかったな。
[課題3]自分の不幸な事故を想像
被害妄想か!

あの後、すぐに高校にいった。あのままさぼっても良かったがそうはいかない。
「昼飯どこで食う?」
「私、芝の上がいい」
「そんなとこだろう。谷口はどうする?」
「購買で紫芋焼き肉風味買ってから行くわ」
なんか衛生的にまずい気がする。教育委員会の問題ものだ。
「んじゃな。またあとで」
あいつの後ろ姿、疲れた象みたいだな。なんかあったのか?
「谷口君、テストの点数低かったそうです」
「30~20点ぐらい?」
「97点だって」
「よし!あいつぶちのめしてくる!!」
桜に止められた俺はこの場をおさめる。待ってろよ谷口!
課題のことはこいつらには秘密だ。桜には無駄に心配させたくない。谷口は言いふらしそうだからなんかやだ。
「今日ね、ハトくんのために弁当作ってきたんだよ」
恥ずかしながら断る勇気などありやしません。
「すまないな。いつも」
いつも昼飯は世話になってしまってる。
「ハトくんのためですから」
恥ずかしいのだが表情には出さないでクールにサンドイッチを食べる。
「ん、うまい。これはカレーとチーズ入れたんだな」
「そうです!意外にチーズと合うんですよ」
俺にはこのくらいの奇抜さがちょうどいい。谷口なんてアインシュタインもびっくりだ。
あいつ、塩分補給のためだからといって死海の塩のおにぎり作ってきやがった。
あの量はある意味、致死量だぞ。
「?どうしました?ハトくん」
顔を傾けてくる姿はなんと愛くるしい。
「いや、思い出し苦しみだ」
思い出し笑いもあるならこれくらいあるだろう。
「?」
しかし、あの課題意味があるのか?ただ楽しむだけに作ってたりして...
日村ならありえる。
確か、事故を想像するだったよな。
校内に暴走した車が突っ込んできて俺を谷口のとこまでとばす...
「なわけないか」
ギュィィィィドン!
「ハトくん逃げるよ!」
何か逃げても無駄な気がする。あの課題のせいで。
キキィブルゥウゥゥン
まっすぐこっちに来るなという願いも届かず、車と正面衝突。
ひゅ~んがしゃ~んばり~んドゴッぐぁしゃ~ん
何枚のガラスと壁を突き破り残念ながら谷口のとこに着いてしまった。
「本当、運がないよな」
腹を押さえて笑う谷口。売店前の静寂の中で笑う声が響く。
「もう嫌だ...」
俺は自分にしか聞こえない声で言った。
<続く!>
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